2008年12月30日

よいお年を

もうすぐ、2008年もあと2日で終わろうとしている。にもかかわらず、今、隣のプリンターが年賀状を刷っている。元旦には届かないかも。ごめんなさい。

レストランの営業も今年は今日で終わる。時間を見つけては、大掃除だ。

さて、イタリアのお正月の話をしようと思う。クリスマスは家族で過ごすのが一般的だが、お正月は友達同志でお祭り騒ぎが多い。日本とは逆だよね。

映画「ニュー・シネマ・パラダイス」のシーンでもあったけど、ナポリの方では窓からいらなくなったお皿なんかを放り投げる。0時に、道を歩いていたら、本当に危ないらしい。実際にボクは、1月1日にナポリへ行ったことがないからわからないけど、新聞には「500人怪我」とか載ってるもんね。

お皿は投げないとしても、イタリア全土ではカウントダウンと同時に、爆竹がそこらじゅうで鳴り響く。すげぇ〜よ。街の中心街より住宅街の方がおもしろい。
除夜の鐘がなる日本とは全く違う。

ボクが、一番楽しかったカウントダウンは、16,7歳の時に友達のロベルトと企画したパーティーだ。2階建ての家を借りて、50〜60人が集まった。午後8時から翌朝の8時まで、ずっ〜と大騒ぎだった。

機械が苦手なボクが配線を受け持ったのが、悲劇だった。大きなスピーカーに繋げなければならないコードを小さい方のスピーカーに繋げてしまった。
カウントダウンが始まって、0時にバ〜ンと音楽が鳴るはずが、すべての音響機械が爆発!! ボクとロベルトは真っ青。まっ、過ぎちゃえば、演出のひとつになったけど。

そして、みんなでズボンをおろして、赤いパンツを見せ合う。年越しに赤いパンツを履くといいこと(特に恋愛関係かな?)があるのだ。だから、クリスマスが終わると市場ではそこらじゅうで赤いパンツが屋台の店頭につら下げられる。彼や彼女に贈るのが、普通。

料理は、集まった友達のマンマたちが1品づつ作ってくれたから、そりゃー豪華なディナーだった。

日本だとお正月は、おせちとお雑煮だけど、イタリアはしいて言えば、Zamponeという豚の前足の皮にひき肉と脂身を詰めたモデナ地方の料理やCotechinoという豚の肉・皮・脂身で作ったエミリア地方のソーセージが有名。それにレンズ豆の料理がつくのが一般的だ。レンズ豆は、小さいコインみたいな形をしていて、食べながら「銭、銭」と「今年は、お金に困りませんように」みたいな感覚で言う。
日本のおせちにはそれぞれに意味があって、風情があるけど、イタリアはとっても現実的だ。

では、2008年もありがとうございました。
2009年が素敵な年になりますように。Felice annno nuovo!!
posted by アンジェロ at 13:21| イタリア | 更新情報をチェックする